Firefox (Nightly)で接頭辞なしのCSS TransformsとGradientsが実装

接頭辞なしのCSS TransformsとCSS GradientsがFirefox Nightlyに実装された。

バグのタイトルにはunprefixやdrop prefixとあるけれど、今のところは接頭辞なしのバージョン(つまり標準)を実装するのみにとどめている。-moz-なものを省くわけではない。どれくらい残るんだろうなあ。

バックアウトされなければ、このまま来週にAuroraに移動予定で、リリースされるのは10月半ば(だと思う)。

さて、接頭辞を落とすきっかけになったIE10では、もちろん接頭辞なしのバージョンが実装される。Opera 12.50では-webkit-な機能の一部が実装されるし、たぶん接頭辞を省いたバージョンもそう遠くないうちに実装するだろう。

そう考えると、これらがリリースされる(だろう)今年後半には、TransformsとGradientsについては-webkit-と接頭辞なしの記述だけで済むようになるのかもしれない。

あ、2D TransformsはIE9でも入ってるから、-ms-transformはあってもいいのか。

ただグラデーションについては結構不安が残る。構文変更について知られていないのか面倒だと思われているのか、あまりちゃんと対応してるコードを見たことがない。どうなるのかなあ。